高配当株のデメリットは? 配当金生活の前に知っておく注意点
2026年6月29日
「配当金でチャリンチャリン、憧れるけど落とし穴はないの?」――結論、高配当株は魅力的な一方で、減配・株価下落・成長性の低さといったデメリットもあります。仕組みを知らずに「配当利回りの高さ」だけで選ぶと後悔しがち。この記事で注意点をやさしく整理します。
① デメリットは「減配・無配のリスク」「株価が下がることもある」「成長は控えめ」「配当に税金」。
② 「利回りが高い=お得」とは限らない(株価下落で見かけ上高いだけのことも)。
③ コツコツ配当を受け取りたい人には向くが、分散が必須。
そもそも高配当株とは?
高配当株とは、株価に対して配当金の割合(配当利回り)が高い株のこと。持っているだけで定期的に配当がもらえるのが魅力で、「配当金生活」を目指す人に人気です。ただし、配当は会社が約束したものではなく、業績しだいで減る・止まることがあります。
高配当株の主なデメリット
① 減配・無配のリスク
配当は会社の利益から支払われます。業績が悪化すれば配当が減る(減配)・なくなる(無配)ことがあります。「高配当だから安心」ではなく、その配当が続けられる会社かを見る必要があります。
② 株価そのものが下がることもある
配当をもらえても、株価が下がれば全体では損になることもあります。とくに「配当利回りが急に高くなった株」は、株価が下がった結果、見かけ上の利回りが高いだけのケースもあるので注意です。
③ 成長(値上がり益)は控えめになりがち
利益の多くを配当に回す会社は、その分事業拡大への再投資が少なめになりがち。大きな値上がり益をねらう成長株とは、性格が異なります。
④ 配当金には税金がかかる
受け取る配当には通常約20%の税金がかかります。ただしNISA口座で保有すれば、一定の枠まで配当が非課税になります。
高配当株は「毎年“お礼の品”をくれるお店の株」。お礼は嬉しいけれど、お店の業績が傾けばお礼は減るし、株の値段自体も下がることがある。お礼の額だけでなく、お店の健康状態を見るのが大事です。
失敗しないためのポイント
- 1銘柄に集中しない(分散して減配リスクを薄める)
- 利回りの高さだけで飛びつかない(なぜ高いのかを確認)
- 配当を長年続けているか、無理のない配当かを見る
- まずは高配当株の投資信託・ETFで分散から、も手
🔰 初心者向け解説:個別株と高配当ETF、どっち?
- 個別株:好きな会社を選べるが、1社の減配・下落の影響を強く受ける。分析も必要。
- 高配当ETF・投資信託:多くの高配当株の“詰め合わせ”。1本で分散でき、初心者でも扱いやすい。
「手軽に分散」重視なら高配当ETF、「自分で選ぶ楽しさ」重視なら個別株、と考えると選びやすくなります。
配当株や高配当ETFは、証券口座から購入できます。NISA口座を使えば配当が非課税になる場合も。手数料や取扱商品を比べて選びましょう。
📝 まとめ
- 高配当株のデメリットは「減配・無配」「株価下落」「成長控えめ」「税金」。
- 「利回りが高い=お得」とは限らない。理由を確認する。
- 分散が必須。まずは高配当ETF・投資信託から、も選択肢。
- NISA活用で配当を非課税にできる。