PERとPBRはどっちを見る? 割安株の探し方を初心者向けに解説
2026年6月29日
「株が割安かどうか、PERとPBRどっちを見ればいいの?」――結論、基本はPER、あわせてPBRも見るのがおすすめ。2つは“割安さ”を別の角度から測るものさしです。この記事で、それぞれの意味と使い方を、やさしく解説します。
① PER=株価が「利益の何倍か」。低いほど割安の目安(15倍前後が平均的)。
② PBR=株価が「資産の何倍か」。1倍が目安、割れると割安とされることも。
③ 初心者は「PERを主役、PBRを補助」。ただし数字だけで飛びつかない。
PERとは?(利益から見る割安さ)
PER(株価収益率)は、株価が「その会社の1年分の利益の何倍か」を表します。たとえるなら“利益の何年分で元が取れるか”。数字が低いほど「利益のわりに株価が安い=割安」の目安です。日本株の平均はおおむね15倍前後とされます。
PBRとは?(資産から見る割安さ)
PBR(株価純資産倍率)は、株価が「その会社の資産(純資産)の何倍か」を表します。1倍が目安で、1倍を下回ると「会社の財産より株価が安い=割安かも」と見られることがあります。
どっちを見る? 使い分け
| PER | PBR | |
|---|---|---|
| 何を見る | 利益に対する株価 | 資産に対する株価 |
| 割安の目安 | 低いほど(15倍前後が平均) | 1倍が目安 |
| 得意な場面 | 利益が出ている会社の比較 | 赤字・資産が厚い会社の評価 |
ふだんはPERを主役に。赤字などでPERが使えないときや、資産の厚さを見たいときにPBRを補助で使う、が実用的です。
PERは「その店が“稼ぐ力”に対して割安か」、PBRは「その店が“持っている財産”に対して割安か」。稼ぐ力(PER)を基本に、財産(PBR)も一応チェック、というイメージです。
数字だけで飛びつかない
PER・PBRが低い=必ずお買い得、ではありません。成長が止まっている・問題を抱えているから安いことも多いのです(これを“割安の罠”と言います)。数字はあくまで入口。事業内容やニュースもあわせて確認しましょう。
🔰 初心者向け解説:まずどうする?
個別株の指標選びが難しければ、指標を気にせず分散できるインデックス投資信託から始めるのも立派な選択です。個別株に挑戦するときに、PER・PBRを「割高すぎないかの目安」として使う、くらいの距離感が初心者には安心です。
PER・PBRは証券会社のアプリで各銘柄に表示されます。まずは口座を開いて、気になる会社の数字を眺めてみましょう。NISAなら利益が非課税に。
📝 まとめ
- PER=利益、PBR=資産から見た割安さ。
- 基本はPERを主役、PBRを補助。
- PER15倍前後が平均、PBR1倍が目安。
- 低い=お得とは限らない(割安の罠に注意)。